【大相撲】「四つ」とは?用語・言い回しなど

大相撲の取組では、ほぼ間違いなく「四つ」を目にします。そういった意味でも、真っ先に覚えておきたい用語といえます。

当記事では、四つについて初心者にも分かりやすく解説、四つについての用語・言い回しを上げています。特に相撲を見始めたばかりの方は、どうぞ寄ってってください!

「四つ」とは?

大相撲における「四つ」とは、両力士が互いに相手の廻しを差すこと。より正確には「四つ身」といいます。

差す…手を相手の脇の下(下手)にいれること。

自分が右に差したなら相手もまた右を差し、その逆もまた同様となります。ようは上手と下手がお互い交互に組んでいるような状態のことです。ちなみにお互いが右を差した状態は、いわゆる右四つ、その逆は左四つといいます。

また、相手に両差しを決められた場合は「外四つ」といわれます。

結局のところ、互いに両手で組んでいたら、四つの状態と考えて問題ありません。

ちなみに四つを得意とする力士は、押し相撲力士に対し、しばしば本格派といわれます。というのも、過去の力士を見ると、四つを得意とする力士は総じて強かった場合が多かったことが由来です。

また、比較的長い取組のことを「大相撲」といいますが、基本的に大相撲は四つからなる場合が大半です。

四つの用語・言い回し

四つは取組の醍醐味。それゆえ四つに関連する用語や言い回しは多く、解説などでもよく耳にするものばかりです。一覧にして取り上げたので、率先して覚えていきましょう。

  • 四つに組む…四つに組んだ状態。
  • 四つ相撲…廻しをつかんだ四つ体勢。
  • 四つにわたる…四つ相撲で攻防を繰り広げること。
  • 相四つ…両力士の得意な差し手が同じ。右四つ同士は「右の相四つ」。左の四つ同士なら「左の相四つ」という。
  • けんか四つ…両力士の得意とする差し手が逆のこと。相四つの反対にあたる語です。
  • がっぷり四つ…四つ組み、互いに胸が密着するほど、上手と下手の廻しをしっかりと引いている状態。
  • 逆の四つ…お互いが得意とする差し手とは逆に組んだ四つ。互いが右の差し手を得意とするのであれば、左四つで逆の四つ。必然的に相四つでのみ成り立つ状態です。
  • 手四つ…廻しでなく、互いの手のひらをつかみ合う状態。「手車」とも。互いの様子を探ってなる場合が多いでです。プロレスでお馴染みの体勢。
  • 外四つ…相手に両差しを決められ、組んだ手が両方とも上手の状態。
  • なまくら相撲…右四つ、左四つどちらも取れる力士、相撲。
  • 四つ身の型…四つの型。左四つなら、左の下手を深く差して、右の上手でしっかりと廻しをつかむ。この時、左足は前にだして、互いの胸は合わさった状態。
  • 四つ身負け…相手の得意とする四つにより、自身の力が十分に発揮できないこと。

総括

四つとは、互いに両手を組んだ状態を指します。差し手がお互い右手なら右四つ、左手なら左四つ、そして両差しを決められ両方の手で上手をとったら外四つ。

相撲を見始めたばかりなら、まずは四つの用語や言い回しを覚えていきましょう!