【大相撲】「双差し」とは?

当記事では、取組の技「双差し」について詳しく解説しています。気になった方はどうぞ寄ってってください!

「双差し」

「双差し(両差し、二本差しとも)」は、両方の腕を下手に差す技の1つ。

ようは、相手の両脇に自身の両手を入れ、両廻しを取るなどして技を仕掛けていくといったものです。

基本的に双差しは、有利な体勢にもっていきやすい技であり、そのまま寄り切り、吊り出し、下手投げ、掬い投げ、といった決まり手が決まることが多いです。

しかし、技の性質上、を極められ、極め倒し、極め出しなどにもっていかれることや、上手を取られ投げられるといったリスクも含まれます。

過去には、「リャンコの信夫」と言われた関脇・信夫山、関脇・鶴ヶ嶺、大雄(前頭筆頭)などが両差しの名人として名をはせています。

総括

両差しは、両腕を相手の下手に差す技。そこからは様々な技の派生が考えられるので、取組中は注視しましょう!