【大相撲】決まり手「腕捻り」とは?

当記事では、大相撲の決まり手である「腕捻り」について詳しく解説しています。技のポイントやその他の似た決まり手など、気になった方はどうぞ寄ってってください!

捻り手「腕捻り」

大相撲における「腕(かいな)捻り」とは、捻り手に分類される決まり手の1つ。

相手の片腕を両手で抱えながら、取った手の方向へ体を開いて、寄りかかるように捻って倒します。

腕捻りは、体を開く方向相手の腕を両手でつかんだかかがポイント。仮に体の開く方向が逆だと「とったり」となり、片方の手だけでつかんで倒したら「小手捻り」となります。

幕内だと珍しい決まり手で、2~3年に1度出れば良いほう。近年だと、2016年3月場所(6日)に里山が德勝龍に、2019年7月場所(6日)に炎鵬が矢後に決めています。十両だと出る頻度が多いので、見たい方は合わせたチェックするとよいでしょう。

記事:相撲決まり手白書 捻り手編(十九手)

総括

腕捻りは、体の開く方向と、両手で相手の腕をつかんだかどうかがポイントとなります。取組によっては審判も判断に困る場合があるので、見極めるようになったらあなたはもうプロ級!