【大相撲】決まり手「呼び戻し」とは?

大相撲の決まり手「呼び戻し」はめったに見られない大技の1つ。当記事にて詳しく解説しているので、気になる方はどうぞ寄ってってください!

特殊技「呼び戻し」

大相撲における「呼び戻し」とは、特殊技に分類される決まり手の1つ。

四つ相撲から、相手を一度自分の体に引きつけ、その反動を利用して、差し手を返すようにして相手を土俵へと叩きつけます。

このとき、返した差し手を抜いて相手の胸に当てながら倒すと「仏壇返し」となります。

個人的には、文章だと分かりくい決まり手の1つだといえるので、まずは動画で1度見ることをおすすめします。

呼び戻しは、かつては先の仏壇返しに加え、「寄り戻し」「揺り戻し」とも呼ばれていましたが、現在では「呼び戻し」で統一されています。ただ、仏壇返しに限っては、胸に当てるか否かの点で、厳密には呼び戻しとはやや異なります。

呼び戻しはめったに見られない決まり手の1つ。近年では横綱・白鵬が2013年9月場所(中日)において、宝富士相手に幕内では実に16年ぶりとなる「呼び戻し」を決めています。過去だと初代・若乃花が「呼び戻し」を、太刀山が「仏壇返し」を得意としていました。

総括

呼び戻しは、めったにみられない大技です。過去には「仏壇返し」や「寄り戻し」、「揺り戻し」といった複数の呼び名がありましたが、現在では「呼び戻し」で統一されています。ただ、仏壇返しに関しては微妙に技のニュアンスが異なります。

過去の呼び名を知っていればあなたも通に!?