【大相撲】決まり手「叩き込み」とは?

「叩き込み」は、取組で目にすることが多い決まり手です。当記事にて詳しく解説しているので、しっかり覚えましょう!

特殊技「叩き込み」

大相撲における「叩き(はたき)込み」とは、特殊技に分類される決まり手の1つ。

突き押し相撲で相手が攻めてきたときに、体を開きつつ相手の肩、背中、腕などを叩いて前につんのめるように倒します。仮に叩く自分の手が触れずとも、相手がそのまま倒れたら決まり手は「叩き込み」となります。

かつては首を叩く「素首落とし」もまた叩き込みに含まれていましたが、現在は素首落としとも同じく特殊技としてはっきりと区別されています。

なお、体を開かずに相手の腕などそのまま引いて倒すと決まり手は「引き落とし」に。

取組では、立ち合いの変化でもよく用いられますが、体が不十分だと逆に一気に不利になるというリスクをはらむ技です。

決まる頻度が非常に多く、幕内でも場所中のその日にほぼ間違いなく目にすることになります。

記事:相撲決まり手白書 特殊技編(十九手)

総括

叩き込みの技そのものは単純なので判断に困ることはないはず。ただ、現在だと素首落としとの区別がある点には注意。こちらはめったに決まることはありませんが…。