【大相撲】幕内優勝は1,000万円 その他優勝賞金は?

2019年4月29日

本場所で優勝すると「賞金」がもらえ、その金額は各段ごとによって決まっています。当記事ではそれら具体的な金額を説明しています。また、優勝以外でもらえる「賞金」ついても少し触れているので、気になる方はどうぞ寄ってってください!

本場所で優勝するともらえる賞金

大相撲の本場所優勝で賞金額は、各段ごとに決まっており、その金額は以下の通りとなります。

幕内:1,000万円(三賞は殊勲・敢闘・技能各200万円)

十両:200万円

幕下:50万円

三段目:30万円

序二段:20万円

序の口:10万円

言うまでもなく、段が上がるにつれて優勝金額も上がります。特に力士として初めて給料がもらえる十両(関取)になるとその金額も一気に跳ね上がります。そして、最高位の幕内力士ともなるとその優勝金額は1,000万円にも上ります。

また、幕内だと優勝せずとも「三賞」に入れば賞金が発生し、1人の力士が複数取る場合もあります。

記事:【大相撲】「三賞」とは?賞金や受賞条件など徹底解説!

ちなみにこれら全ての賞金は全て「一時所得」との扱いとなり、50万円を上回る十両と幕内の優勝賞金だと問答無用で課税が発生します。

幕内優勝だと賞金以外の「副賞」も

幕内優勝の場合、優勝賞金1,000万円とは別に様々なトロフィーおよび「副賞」が授与されます。

特に「副賞」は、ビール1年分やガソリン1年分、さらにはマカロンの詰め合わせなどバラエティーに富んでおり、それこそ副賞だけでも相当な額に上ります。

トロフィーと副賞は、千秋楽の最後の表彰式で授与されるので、気になる方はぜひ1度ご覧になってください。

記事:【大相撲】表彰式に「ビッグマカロン」が!?一体あれは何?

幕内は懸賞金も発生!

優勝とは関係ありませんが、幕内だとスポンサーより1本につき6万円2千円の懸賞金が取組にかけられ、勝った力士が全て総取りできる「賞金」が用意されています。懸賞金の取り分は、1本6万2千円のうち、事務経費と納税充当金が引かれた3万円が力士の取り分となっています。

ちなみにこれまでに最も懸賞金を多く獲得した力士は、ご存知白鵬!その年収もとてつもない額に上ります。

記事:白鵬の年収が凄い!妻についても

総括

補足として、優勝できなかったその他力士には、賞金も副賞も一切発生しません。優勝力士が全て総取りです。ですから、優勝と準優勝には、そのもらえる額に天と地ほどの差があります。まさにデッドオアアライブ。

幕内だと優勝できずとも、懸賞金や三賞でお金がもらえるチャンスがまだあるとはいえ、やはり厳しい世界だと改めて痛感させられます。