元大関・琴風豪規は「まわり道」でCDデビュー!歌は演歌!

2019年4月18日

 元大関・琴風豪規(8代・尾車親方)の歌の上手い力士としても有名で、現役時代には「まわり道」というタイトルでCDデビューを果たしています。その詳細について紹介しているので、興味のある方はどうぞ寄ってってください。

琴風ってどんな力士?

 その特徴あるルックスから「ペコちゃん」の愛称で親しまれた琴風は、1970年代後半から1980年代前半にかけて活躍した力士です。この時期というのは、ちょうど千代の富士全盛時代にあたりますが、千代の富士以外にも北の湖・若乃花・輪島といったそうそうたる横綱との取組をしたこともあります。大関だった琴風もまたこうした力士のなかに混じって角界を席巻した力士といえます。幕内優勝は2回。所属部屋は、佐渡ヶ嶽部屋。

 琴風最大の武器といえば「がぶり寄り」です。現役時代は、このがぶり寄りよりを引っ提げて、大関昇進後の1981年以降も安定した成績を収めています。ちなみにがぶり寄りといえば、日本出身力士としては実に10年ぶりの優勝を果たし、同部屋出身となる琴奨菊の武器としても有名です。

 ただ、琴風は怪我が多い力士だったため、わずか28歳という若さで引退しています。引退後は尾車部屋の尾車親方(8代目)となって力士育成に励んでいます。

CDデビュー!曲は「まわり道」

 歌が抜群に上手い力士というのは意外に多く、琴風もその一人です。最近だと勢が歌の上手い力士として有名ですね。

 琴風は現役時代にCDデビューを果たしています。発売時期はちょうど大関に昇進してから約1年後にあたる1982年9月です。ちなみにこの年の9月場所は9勝6敗です…。反応に困る。

 気になるタイトルは「まわり道」。演歌となっています。

 琴風デビュー曲にもなる『まわり道』はオリコンチャート最高34位ながらも26万枚のセールスを記録するほどのヒット曲となっています。とりあえず気になるのであれば1度聴いてみることをおすすめします。筆者は大変申し訳ないのですが、演歌にあまり興味がありません。

総括

 ちなみに現在発売されている『決定版 琴風豪規 CRC-1161』には「まわり道」の他に、「東京たずね人」、「おふくろサン歌」、「ふるさと讃歌」、「東京めぐり愛」、「東京わかれ道 東京の空、ある限り」、「デュオ雨上がり」の計7曲が収録されています。琴風ファンはぜひ!ちなみに筆者は…買いません。