4代横綱・谷風梶之助は98連勝した!?


 四代目横綱の谷風梶之助は、力量・品格ともに申し分の歴代最強力士の一人です。過去には63連勝を記録しており、見方よっては98連勝という凄まじい記録にもなります。実質的な初代横綱ともいわれる谷風は、全ての横綱の模範ともいえるでしょう。

4代横綱・谷風梶之助は実質初代横綱


 江戸時代(1750年~1795年)に活躍した谷風梶之助は、日本大相撲協会により四代目横綱に認定されている力士です。身長188cm、体重160kg。所属部屋は伊勢ノ海部屋。

 谷風梶之助は公式でこそ四代目横綱とされていますが、実質的な初代横綱と見なされることも多いです。これは、三代目横綱までは日下開山という称号を得て横綱と目されているのに対し、谷風は初めて横綱という地位が出来たときに横綱となったためです。

 その圧倒的な強さから史上最強力士に挙げられる谷風ですが、品格も非常に優れていたことで有名です。そのため、非の打ち所がない横綱に敬意を称して、現在では「谷風」という四股名は止め名になっています。

 ちなみに横綱となった谷風梶之助は二代目にあたります。そのため出身地から「仙台の谷風」とも呼ばれ、初代は「讃岐の谷風」と称されることもあります。初代・谷風もまためっぽう強く、当時最高位だった大関として9年間無敗という成績も残しています。

谷風梶之助はとにかく強い連勝男だった!

 実質的な初代横綱となる谷風梶之助は、当時において横綱に恥じない圧倒的な強さをほこっていました。特に谷風が残した連勝記録からその凄さが分かります。

 谷風は、1778年から1782年まで分・預・休を挟みながらも63連勝を記録し、これは後に双葉山が69連勝を記録するまでの最多記録として残っていました。さらにこの63連勝というのは江戸本場所だけのもので、京都本場・大阪本場所も含めると98連勝を途方もない記録となるのです。

 さらに谷川の凄かったのは、この連勝以外にも80連勝を2回も記録していることです。谷風の連勝記録は、分・預・休が含まれているため完全な連勝記録とは言い難いですが、その強さに疑いの余地はありません。事実、現役時代は70場所を経験して、負けはわずか20回しかしておらず、通算勝率は9割4分以上という脅威の数値になります。

 記録だけとってみても谷風梶之助が史上最強力士の一人に挙げられるのも納得の限りです。


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