栃若時代!44代横綱・栃錦清隆はライバル若乃花と時代を築く!


 44代横綱・栃錦清隆は最大のライバルだった若乃花とともに"栃若時代”と称される一つの時代を築いた力士です。若乃花との激闘は、大相撲の歴史にしっかりと刻まれています。両者最後の結末はいかに!?また、横綱になる前は、軍隊へ入隊経験もあります。それについても触れているので、興味のある方はどうぞ寄ってってください。

44代横綱・栃錦清隆は海軍へ入隊経験あり



 44代横綱となった栃錦清隆は、ライバル若乃花(初代)とともに1950年代に活躍した力士で、その時期を指して“栃若時代”ともいいます。ちょうど6場所制へと移り変わった時期でもあります。出身地は東京都。身長177cm・体重132kg。所属部屋は春日野部屋。

 小さいときは運動神経抜群で相撲以外にも陸上・野球・水泳などの選手として活躍しています。栃錦は、近所の勧めもあって小学校を卒業してすぐ春日野部屋へと入門します。ただし、入門当初は体重が軽く、そこまで期待された力士ではなかったみたいです。幕内優勝10回。

 1939年に初土俵を踏んでからは順調に勝ち続け、1944年夏場所には十両へ昇進します。四股名を「栃錦」と改名したのもこの時です。ただ、栃錦にとって不幸だったのは、ちょうど第二次世界大戦の最中だったこともあり、夏場所を終えた後に徴兵されて海軍へ入隊しています。翌年の1945年9月には復員。

 およそ1年のブランクがあったものの、復員してから2年後の1947年夏場所に新入幕を果たして土俵へ復帰します。1952年の秋場所では14勝1敗で初優勝を果たして、大関へと昇進。その後も好成績を収め続け、1954年夏場所、秋場所を連覇しついに横綱へと昇進しています。

 横綱になった後は、若乃花の激闘を繰り広げ、横綱としては7度の優勝を果たしています。1960年夏場所を最後に引退。

最大のライバル!若乃花との激闘!!


栃錦を語る上で外せないのが最大のライバルでもあった若乃花です。若乃花とは過去に34度の対戦経験があり、19勝15敗とした栃錦が勝ち越しています。ですが、両者横綱になってからは、若乃花が6勝4敗で勝ち越しており、その実力はまさに互角だったといえます。

数々の名勝負を繰り広げた両者の取組は、多くのファンを魅了しました。特に最後の対決となった1960年3月場所では、千秋楽を互いに14勝全勝で迎えるという快挙も成し遂げました。取組は、若乃花が終始優勢として白星をあげています。

↓この取組の詳細については、以下の記事をご覧ください。
「大相撲名勝負|栃錦対若乃花~史上初の14勝全勝対決~(1960年3月場所) 」


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