初代横綱!明石志賀之助は身長2m超えの大男!?


 大相撲で最高位にあたる横綱は、最も強いと認められた力士だけが名乗ることを許されます。その初代横綱に認定されているのが明石志賀之助です。ただ、明石志賀之助は身長が2m超えといわれ、今日においても伝説上の人物と見なされることもあります。初代横綱でありながら謎が多い力士でもありますが、それがまた魅力の一つといえるでしょう。

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初代横綱・明石志賀之助


 明石志賀之助(あかししがのすけ)は、現在までに日本相撲協会が初代横綱として正式に認定している力士です。生没年は不明ですが、江戸時代前期(1661~1673)にかけて活躍していたといわれています。出身地は下野国宇都宮で、現在の栃木県宇都宮市にあたります。身長約251.5cm、体重約185kg。ちなみに2代目横綱の綾川五郎次もまた下野国出身です。

 明石志賀之助は、京都の仁王仁太夫(におうにだゆう)を倒したことにより、天皇より当時の大相撲最高位にあたる日下開山(ひのしたかいさん)を1624年に授けられたと伝えられています。そして、それが明石志賀之助を初代横綱とする根拠にもなっています。明石志賀之助を初代横綱と認定したのは陣幕久五郎で、この人もまた後の横綱になっています。他に日下開山を与えられた力士には、鎌倉十七、谷風丹右衛門などがいます。

明石志賀之助は謎が多い人物

 明石志賀之助は公式に初代横綱と認定されながらも謎が多い力士でもあり、相撲関係者の間でさえ存在そのものが疑わしいとさえいわれています。

 実際、身長約251.5cm、体重約185kgといったその体躯もにわかには信じがたいです。現在にあてはめても、まず存在しないであろう体躯の持ち主です。一説によると講談や草双紙で明石志賀之助の凄さがやや誇張して語り継がれてきた結果ともいわれています。日本の天皇でも似たようなことがいえ、初代天皇にあたる神武天皇は127歳もしくは137歳生きたとされていますが、やはりこれも誇張されたとするのが実際のところでしょう。

 近年では明石志賀之助に対する研究も進み、確証をもって存在していたいえる段階に入っています。明石志賀之助が実在していたのは確かだけれどでも、全くの事実がそっくり伝われてきたわけではないとするのが正しいでしょう。明石志賀之助の詳細については、今後さらに明らかになっていくことに期待しましょう!

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